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税の作文の書き方は?小学生・中学生・高校生がそのまま使える例文を一挙公開

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小中学生の作文の課題の3大定番が、税の作文、人権作文、読書感想文です。夏休みなどの長期休みの課題として出されることが多いですね。今回は税の作文の作成例を紹介します。税の作文に何を書いたらいいのか分からない、何を読んだらいいのか分からないという人のために、例文を公開します。まずは例文を読んで早めに着手しましょう。例文の構成を参考にして、自分に当てはめて書きなおしてみましょう。

一般的な税の作文の書き方

税の作文は普通、原稿用紙3枚、1200字が指定の字数になることが多いです。

一般的によいとされる税の作文は、以下のように作成します。
第一段落:税金・国や自治体の予算が活用されている物事に接した体験談、国税庁のサイトを読んだ感想など
第二段落:税の意義、税の種類や関連する制度の説明など
第三段落:税金を納めることの重要性について考えたことなど

税の作文は国税庁の施策に基づいて行われている全国共通の課題です。

どのように書こうと自由なはずなのですが、決まったパターンが既に確立されています。募集要項にもこのように書かれています。

≪テーマ≫

税に関すること

内容が税に関するものであれば、何でも構いません。

例えば、

  • ・税のしくみや使われ方について家庭などで見聞きしたこと
  • ・税の申告や納付に関して思ったこと
  • ・学校などで税について学んだときに感じたこと など

※ 応募作品は本人が創作したもので、未発表のものに限ります。

出典:http://www.nta.go.jp/shiraberu/ippanjoho/gakushu/sakubun/index.htm

税の作文は例文を使った方がいい理由

学校現場で課題として出されることの多い「税の作文」ですが、国税庁の施策に沿って行われています。特に何か新しい創作したアイデアが求められるというよりも、政府の施策を学習してそれに沿った考え方を書くことが求められています。政府の考え方に沿っていない意見を書いても、入選することはないでしょう。例えば、消費税に反対したり、税金のムダ遣いの事件を取り上げるような文章はまず入選することはありません。
子どもの自由な考え方を伸ばすような趣旨の教育プログラムとはととても言えるものではないのです。
それよりも、この機会を利用して、文章を要約したり、既に誰かが書いた文章を手直ししたりする能力を伸ばしましょう。
まずは、税の作文は例文を書きうつしてみて原稿用紙におさめていけば高い文章能力が身につくはずです。次に、最初のエピソードの部分などからうまく創作して、書き換えてみましょう。考え方など違和感のある部分をさらに直してみましょう。創作的な作業ではないと感じるかもしれませんが、例えば税について誰かから学ぶこと自体がコピペやパクリと似た作業なので、このやり方は他の人と考え方の違いが明らかになって学習効果は高いはずです。
保護者のみなさんもコピペ・パクリと一律に否定せずに、それこそが学習の第一歩と理解し、提出期限を守らせることを子どもに薦めてあげましょう。

教員の立場から見た税の作文

教員の立場から見ると、「税の作文」のように外部の作文コンクールは記念品がもらえたり、学校としての成果が記録に残ったりするので、都合のよい行事ではあります。作文を書いたということで、筆記用具などのグッズを生徒に渡すことができます。他の教育プログラムでは、目に見える形で成果を表すにはなかなか難しいものです。

税の作文・例

下記の文例は実際の受賞作ではありません。受賞作は国税庁のサイトを見てみましょう。

参考記事:平成28年度 中学生の「税についての作文」各大臣賞・国税庁長官賞受賞者発表

中学生向け・文例

税金はひとのためならず
中学生

お金は経済の血液といいますが、めぐることで社会の役に立つ存在です。
税金は、自分の受けたいサービスやものの値段に上乗せされて集められたり、働いて得た収入に応じて集められます。その時点では、私の役にも、世の中のためにも全然立っていないように感じてしまいます。
両親は、一生懸命働いても、税金がたくさん取られて、手元に残る分が少ない、働き損であるという愚痴をよくこぼします。まだ働いていない私にはあまりぴんと来ません。
しかし、学校で使う道具を買うとき、毎月お気に入りの雑誌を買うとき、友達と遊んでいて、一緒に昼食をとったり、おやつを買ったりするとき、私たちのような学生でも、消費税をものの値段に上乗せしてお店に払っています。
「そういう点ではあなたも納税者の一人なのよ。」と初めて母に言われたとき、とても不思議な気持ちになりました。納税者というのはずっと、もっと大人の存在かと思っていたからです。
その事をきっかけに、税金の仕組みについて、興味を持つようになりました。
消費税を例にとってみると、どんな年齢の人からも、一定の比率で税金を納めるので、取りそこないはないし、公平ですが、生活するお金に苦しい人やそもそも収入のない子供にも税金が課されるので、負担が大きいです。両親が働き損だといっていた、働いた報酬に対しては所得税や住民税が、たくさん稼いだ人からはたくさん、少し稼いだひとからは少しだけ集められるシステムです。収入に対して負担に感じる度合いは一定なのかもしれませんが、働くほどに沢山他の人より税金を取られるので、不公平だなあと思うのも納得です。
私にはどちらの納め方がいいか、まだよくわかりません。
一人ひとりから集められたお金が、地域の単位、国の単位では莫大な金額になります。
そのお金から、個人の単位ではとても用意できないようなみんなで使う公共の施設の建築費や、道路の整備費、社会的に弱くて生活が困難な高齢者や、障がいのため、思う存分働けず、収入が不安定な人たちを支援するためのお金、また、元気に働いていても、地震や水害などで仕事や住む家を失ってしまった人達を助けるためのお金として使われています。
自分のお小遣いから一度出て行った、数十円の税金も、みんなのお金と集計されて、誰かの役になっているといいな。もしかしたら、今学校に通うときに使っている通学路や学校の備品も自分のお金から出されたものかもしれないなと思うようになりました。
税金の流れを想像すると、経済の血液という言葉はぴったりで、自分の手元から出て行ったお金が何かの形で自分に戻ってきているんだなと実感できます。また、納税者の一人と言われたことに誇らしい気持ちになり、最近は何かを買うときに、消費税分上乗せされていても、いってらっしゃいという気持ちになります。


税金の自然さに流されない
中学生

私たちの見の周りには、税金で支えられているものがたくさんあります。まずは、もし税金がなかったらどうなるのかということについて、述べていきます。
まずは警察を例に考えます。犯罪を未然に防ぐことができる警察があることで、私達は安心して、日々の生活を送ることができます。もし警察がなければ、犯罪率は上がります。そうなると、自分達で警護団のようなものを結成しない限り、治安の維持はできません。しかし、私達はプロではありません。一から治安維持のことを学び、活動をしていく為には、税金分を稼ぐために働くよりも、多くの時間をかけつつも、本物の警察には遠く及ばない成果を出すのみとなってしまいます。そう考えると、税金を納めずに苦労するよりも、一定の金額を支払うことで何倍もの成果を得られる納税は、非常に効率のいい行為だということがわかります。
また、税金に支えられているということは、全国民に平等な対応をしてくれることにもなります。例えば私設の警護団であれば、富裕層ばかりを優先し、全員に警護が及ばないかもしれません。
次に、税金によって私達が支えられていることについて、具体的にどのようなもがあるかについて述べていきます。警察については述べましたが、他には消防や救急があります。生命の存続に関わる機能は必ず必要です。全国民が、高度な知識や技術を身に付けることは困難ですから、やはり税金により、専門的な訓練を行うことが重要でしょう。
他には、道路の維持などもあります。たまに横断歩道の白線が薄れていたり、道路に穴が開いていることがあります。もし税金を納めていなければ、誰も直してくれません。とてもじゃありませんが、私には道路を直すことはできません。大人である私の父や母にも、また、学校の先生にも直すことはできないでしょう。私一人で補修費用を出すことはできません。税金があるからこそ、壊れた道路をすぐに直すことができるのです。
例を挙げたらキリがありませんが、税金はこのように、私たち全員が納めることによって、高度で公平なサービスを受けられる仕組みになっているのです。
そして良くできているのが納税の仕組みです。自分から意識することなく、自然と納税をしています。身近なものとしては消費税があります。買い物をしているつもりで、一緒に納税もしています。これを搾取という人もいるようですが、自分たち為になる税金を、不足なく納める為によく考えられていると感心します。もし自分で納めなければならないとしたら、たまたまお金がなかったり、忘れたりして、払わないことがあるかもしれません。
このように、自然と納税し、自然と公共サービスを受けられるのは素晴らしいことです。しかしこれを当たり前と思わず、税の使い道しっかり理解することも、納税者の責任だと考えています。


税金はどうすれば気持ちよく支払えるか
中学生

税と聞いて思い浮かぶのは中学生である私は消費税を思い浮かべます。消費税とは物やサービスを消費するたびにかけられる間接税です。現在、消費税は八パーセントで平成三十一年には十パーセントまで引き上げられる予定です。国の税収は約四十兆円ですが、消費税による税収は約十兆円であり、約十分の一の割合を占める重要なものです。
つまり私たち中学生でも国の税収にかなりの貢献をしているとは思いますが私にはその税金を払っているだけのサービスを受けているという実感がわきません。もちろん、国の支出をみると社会保障関係費、文教への支出があり恩恵を受けているのはたしかなことです。しかし、国民に税を支払ってそれによって私たちが日々暮らしていけてるんだという実感がないというのが税が抱える問題だと思います。
私が正直に思うのは、好きで日本に生まれてきたわけでもないのに、なぜ日本に生まれて生活をし自分に必要なものや欲しいものを買うだけで国にお金を払わなければならないのかということです。実はこういう考えをもっているのは私だけでなく大人も含めてたくさんいると思います。
脱税や支払いをしない人もいるということをテレビのニュース番組で見ました。その根本には私と同じような考えをもっているのということが大きな理由だと思います。
しかし、税金は私たちが安心して暮らしていくのには絶対に欠かせないものでこのように払わない人がたくさんでてくると私たちの生活は不安なものになってしまいます。
では、私たちが気持ちよく税金を支払うのに必要なことはなんでしょうか。私に考えられるのは一つです。
国は大まかな支出を発表はしていますが、もっと細かくかつ分かりやすく私たち国民に伝えるべきだと思います。例えばですが、文教であれば、○○中学校の机イスなど私たちに身近なレベルのものまで伝えるべきだと思います。パソコンによるシステムであれば実現不可能なことではないと思います。
このように国民が自分の身の回りにに関することで何が税金で使われているのだろうと簡単に調べられるようになれば税金を支払う意義も見いだされ気持ちよく支払えるのではないでしょうか。また、脱税や税を支払おうとしない人にも支払わなければという義務感も感じさせることができるのではないでしょうか。
税金がなければ国のために働く人がいなくなります。つまり、警察も消防も救急車もない世の中になります。病気になったときお金がないという理由で病院にもいけない世の中になります。信号もありません。そんな国では絶対に暮らしてはいけません。だからこそ国も強制的に税金を払わせるだけでなく支払ってもらえるだけのことはするべきだと思います。


消費税とは
中学生

私たちの身近にある税として、消費税があります。日本で消費税が導入されたのは近年で、徐々にその税率は上がってきています。私たちが払っている消費税とはどんな存在なのでしょうか。
消費税は物を買うとき、またサービスを利用するときその値段に上乗せされます。日本が消費税の導入を決めたときその税率は三パーセントでした。それが今では八パーセントまで上がっています。この数値自体は世界的に見るとそれ程高いものではないと思います。しかし、日本では消費税を一〇パーセントまで上げるべきとも議論されてきました。なぜ、消費税を上げる必要があるのでしょうか。
それは、現在日本を取り巻く社会保障の問題が大きくかかわっています。税はもちろん消費税だけでなく、住民税や所得税、ガソリン税、自動車税など多岐にわたります。しかし、それらの税は容易に税率を上げることができません。一番上げやすいのが消費税というわけです。その税率の上昇分を社会保障に補てんしようという議論が活発に行われてきました。結局は、経済の腰折れを防ぐために増税は見送られましたが、そうなると問題になるのがその増額分をあてにした社会保障が中身の薄いものになってしまうことです。待機児童の問題、高齢者が生きやすい社会の実現のためにはこうした税収が必要なのですが、結局は後回しにされてしまいました。
北欧は消費税の占める割合が大きいことで有名です。こうした国では介護サービスが充実しており、安心して老後を送ることができます。今の日本では、財源の確保が難しいため、若者への投資は優先されても高齢者へのサービスの提供は後回しにされてしまいがちです。しかし、高齢者が生き生きと暮らすことができなければ、その負担は介護という形で若者が背負うことになります。この問題は切り離して考えずに、包括的に考えるべきだと思います。
軽減税率の導入も始まります。本来税というものは富裕層に対して多くの税を納めるようにできています。軽減税率はその仕組みの一環です。さらに食料品や日用品の税率を下げればそれだけ生活弱者の助けにもなります。
このように税は社会を形成するために必要な仕組みと理解することができます。消費税を上げるとなると反対される方がいます。しかし、将来の国のあり方を見つめたときにただ物の値段が高くなるから上げない方がいい、むしろ消費税などなくてはいいと考えるのではなく、次世代を担うもののためにいま投資が必要なんだという考え方が必要になってくるのではないでしょうか。
この先、日本の消費税はどこまで上がるかはわかりませんが、税を納めるということは義務でもあり、責務でもあるのできちんと納めていきたいと思います。


税金を納めるとは
中学生

私は今現在普通に生活しているうえで税金を納めている事のメリットはあまり感じられていません。しかし、消費税や様々な税金があり、いつの間にか税金を払ってしまっています。税金を納める事で一体どんなメリットがあるのでしょうか。そもそも、なぜ私たちは国に税金を納めなければならないのでしょうか。
そもそも税金を納めるという事は、納税と呼ばれています。納税は日本国憲法上で勤労・教育の義務と並ぶ、三代義務の一つとして挙げられています。今の日本人は生まれながらにして納税することを義務付けられているのです。しかし、法律でうたわれている義務だからといって、目的もわからずに納税を義務付けられていては嫌気がさしてしまいます。では納めて税金はどんなことに使われているのでしょうか。
納税したお金は日本では国民の健康で豊かな生活の実現のために使われています。健康で豊かな生活といわれても、あまりイメージできませんが、国や県が運営する様々な活動の資金になっています。例えば国民の安全を守る警察や消防。道路や水道の整備等の公的なサービス。年金や医療、福祉、教育といった事の活動の資金になっています。
納税のメリットを感じていなかった私ですが、それはあまりに身近すぎて気が付けなかっただけなのかもしれません。警察や消防がお金がないので活動できなかったり無かったりしたら、安心して暮らすことが出来ないです。日本では蛇口をひねれば水が出てきますが、外国では井戸に組みに行っている子供たちもいます。病院に行った時に、多額のお金を請求されてしまったら、具合が悪くても病院に行くことが出来なくなってしまいます。そういった安心できない生活になっていないのは、日本国民がみんなでお金を出し合って、「納税」をしているからなのです。確かに一人一人の納税はいろいろな活動を支えるためには少ないかもしれません。しかし、一人一人がしっかりと納税することで、みんなで支え合って日本の暮らしをより豊かにしていっているのです。
税金を納める事で公的なサービスを受ける事は、買い物と同じで商品・サービスの代価として税金というお金を払っています。それだけを考えてみると日常生活上でも当たり前のことです。お金を払わずに商品・サービスを受ける事はおかしな事であり、納税出来るのに納税せずに、サービスだけを受けるようなことはおかしな事です。サービスを受ける以上は納税をみんながしっかりとする必要があります。確かに納税は憲法でうたわれている物で義務です。しかし、納税することで自分や周りの大切な人豊かにし、そのまた周りの人と大きくなっていき、日本全体を豊かにしていく事を忘れてはいけないです。これからは義務としてだけでなく、そういった目的も考えて税金を納めるという事を考えていきたいです。


税金で豊かさを実現
中学生

最近、新聞やテレビで「パナマ文書」という言葉をよく見かけるようになりました。気になったので父に聞いたところ、「タックスヘイブンという、税金の額が少ないもしくは払わなくていい地域がある。その場所を利用して、たくさんの企業や個人が税逃れをしているという証拠の文書が流出したんだ。世界中が大騒ぎになっている。」と教えてくれました。興味が湧いたので、自分でも調べてみることにしました。タックスヘイブンは日本語では租税回避地という意味で、外国の資本や外貨を獲得するために自国の産業力が弱い小さな国々が、税金をゼロにするといった方法で外国企業や富裕層の資産を集めていることをいいます。初めて聞いたときはtaxheaven=税金天国だと思いましたが、haven=避難所ということも知りました。
タックスヘイブンの何が問題なのかというと、自国の所得税や法人税の税収が減ることと、さらに減らないように税率を下げざるを得なくなってさらなる税収が減っていく悪循環が起こるということです。日本では、二十年前の所得税率は最大五十%あったのに、引き下げられたそうです。一方、そうした税逃れも少なからず影響して社会保障費が足りず、消費税を増税しなくてはいけなくなったのが今の日本の現状だということです。
そもそも税金って何のためにあるのかと改めて調べてみると、国や地方公共団体が私たちが健康で文化的な生活を送るために公共サービスを提供しており、その費用を「税金」として皆で負担しているものです。教育の分野でも、公立の学校には教科書や実験器具、PCといったあらゆる必要なものに税金が使われていますし、私立の学校にも「補助金」が出ています。先生のお給料にも税金が使われています。本当に、私たちが「健康で豊かな生活、十分な教育環境が整い、未来に発展していく希望に輝く国」になるために、必要なものが税金だということです。だから、納税というのはとても大事な行為なんだと思います。
そう考えると、日本の大企業や有名な人達も含め多くの人が関わっているらしいということや、日本を出て行った税金の額が何十兆という金額になるかもしれない、ということを聞いて、凄く悲しい気持ちになりました。もし、そうした税金が自国に納められたらどんな豊かさが実現するのだろうと考えずにいられません。例えば、保育園や幼稚園がたくさんできて、無償にもなるかもしれない。子供や高齢者の医療費負担額も今より少なくて良いかもしれない。大学に進学できる人も増えていくかもしれない。そんな豊かさを想像して、自国にきちんと納税することで豊かさを創造する姿を、大人たちに見せてもらいたいと感じています。将来、自分が社会人になったときもしっかりと納税していきたいと心に決意しています。

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